2023年度講義
学術フロンティア講義(学部前期課程)[中辻・酒井(分担)]
(ノーベル物理学賞と「ほのぼの物理キーワード辞典」から覗く最先端物理)
1. ガイダンス&超大質量ブラックホール(酒井 明人、馬場 彩)
2. グラフェン(長谷川 修司)
3. クォーク(福嶋 健二)
4. 半導体(林 将光)
5. 量子ホール効果(小林 研介)
6. レーザー冷却(蘆田 祐人)
7. ベルの不等式の破れ(村尾 美緒)
8. ヒッグス粒子(浅井 祥仁)
9. 太陽系外惑星とその先にある世界(須藤 靖)
10. 反強磁性体(中辻 知)
11. 気候変動・変化(升本 順夫)
12. 重力波(安東 正樹)
13. 熱電効果(酒井 明人)
電磁気学II(学部3年)[中辻]
1. Maxwell方程式
2. 保存則
3. 物質中の静電場
4. 物質中の静磁場
5. 真空中の電磁波
6. 物質中の電磁波
7. 準定常電流と伝送線
8. 平面波の反射と透過
9. 導波路と光回路
物理学実験II(学部3年)[中辻・酒井(分担)]
○原子核・素粒子関係:パルス技術、原子核散乱、メスバウア効果
○物性関係:低温、自動計測制御、電子回折、分光測定、量子演算入門(酒井 明人、中辻 知)
○一般物理関係:ブラウン運動、レーザー、生物物理、相転移、顕微鏡光学系
現代実験物理学I(学部3年)[酒井(分担)]
前半(担当:岡田康志)
1. 顕微鏡光学系の基礎
幾何光学、結像理論
2. 弱位相物体観察
位相差顕微鏡、微分干渉顕微鏡、ホログラフィー顕微鏡など
3. 蛍光・散乱光観察
暗視野顕微鏡、(超解像)蛍光顕微鏡、干渉散乱顕微鏡(iSCAT)など
4. 多光子顕微鏡と量子計測
多光子励起顕微鏡、量子もつれの応用など
5. 顕微鏡のデジタルトランスフォーメーション
コンピュテーショナル・マイクロスコピー
後半(担当:酒井明人)
4. X線による試料の同定
X線の発生、構造解析、元素分析 等
5. 極限環境技術
真空、低温、磁場 等
6.低温測定技術
比熱、磁化、電気抵抗、ホール効果、熱膨張 等
7. 電子構造及び磁気構造の決定手法
光電子分光、量子振動、中性子散乱 、核磁気共鳴、ミューオンスピン回転 等
固体物理学III(学部4年)[酒井]
A 電子相関を考慮した固体中の電子
1. 相互作用の無い電子系(復習)
2. フェルミ液体
3. ハバードモデルにおける電子相関
4. アンダーソンモデルにおける電子相関
5. 重い電子系
B 超伝導
1. 超伝導の性質
2. GL理論
3. BCS理論
4. 非BCS超伝導
C 磁性
1. 磁性の起源(結晶場、多極子)
2. 量子磁性(Haldane予想など1次元の話、3次元系のスピン液体)
特別実験(学部4年)[中辻・酒井]